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化学反応式の係数を合わせる

反応物と生成物の化学式を入力してください。各元素の原子数が左右で等しくなる、最小の正の整数係数を計算します。

対応範囲: 現在は電荷のない中性分子式だけに対応しています。イオン電荷や電子を含む半反応式は配平できません。酸化還元反応をイオン式で解く用途には使わないでください。

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化学反応式の係数を合わせる

反応物と生成物を入力すると、各元素を確認し、最小の正の整数比で係数を求めます。

物質は + で区切り、左右は ->、=、または ⇌ で結びます。係数は省略できます。

例を試す

この版は電荷のない分子式だけを扱います。イオン電荷と電子を含む半反応式には対応していません。

係数を合わせた反応式

2H2 + O2 → 2H2O

係数を計算しました全元素を保存するため、入力とは異なる係数が必要でした。

各物質の係数

  1. 2H2反応物
  2. 1O2反応物
  3. 2H2O生成物

元素ごとの保存確認

計算した係数を掛けた後の原子数
元素反応物側生成物側保存
H44はい
O22はい

係数の求め方

  1. 3個の物質について、H、Oの原子数を数えました。
  2. 浮動小数点の丸めに頼らず、厳密な有理数で元素保存の連立方程式を解きました。
  3. 解を最小の正の整数比 2 : 1 : 2 に約分しました。

入力方法

入力するもの書き方
反応物・生成物物質を + で区切るH2 + O2
矢印->==><=> などH2 + O2 -> H2O
係数省略可。入力する場合は正の整数2H2 + O2 -> 2H2O
状態記号(s)(l)(g)(aq) を末尾に付けるH2(g) + O2(g) -> H2O(l)

Ca(OH)2Al2(SO4)3 のような括弧付きの式も入力できます。1つの化学式の質量を求めたい場合は、モル質量計算ツールを使ってください。

係数と下付き数字の違い

配平で変えるのは化学式の前に置く係数です。化学式の中の下付き数字は変えません。

  • 2H2O の先頭の 2 は係数で、式全体に掛かります。H 原子は 4 個、O 原子は 2 個です。
  • H2O の 2 は下付き数字です。H2O2 に書き換えると、水ではなく過酸化水素になります。
  • 4 : 2 : 4 も原子数は合いますが、最小の整数比は 2 : 1 : 2 です。

係数は物質量の比を表し、下付き数字は1つの物質を構成する原子数を表します。ここを混同すると、反応式そのものが別物になります。

計算例1: 水の生成

未配平の式は次のとおりです。

H2 + O2 -> H2O

O2 には O 原子が2個あるため、H2O の前を2にします。生成物側の H 原子が4個になるので、H2 の前も2です。

2H2 + O2 -> 2H2O

元素反応物側生成物側
H2 × 2 = 42 × 2 = 4
O1 × 2 = 22 × 1 = 2

最小係数比は 2 : 1 : 2 です。

計算例2: アルミニウムと硫酸

括弧を含む反応式を見てみます。

Al + H2SO4 -> Al2(SO4)3 + H2

生成物には硫酸イオンのまとまり SO4 が3組あるため、H2SO4 の係数を3にします。H 原子は6個になるので H2 は3、Al 原子は2個必要です。

2Al + 3H2SO4 -> Al2(SO4)3 + 3H2

左右の合計は Al = 2、H = 6、S = 3、O = 12 です。括弧の後ろの3は、括弧内の S と O の両方に掛かります。

この計算ツールの解き方

ツールは元素ごとに保存式を作り、反応物を正、生成物を負として連立方程式にします。その式を厳密な有理数で解き、すべて正の整数に直してから最大公約数で約分します。

浮動小数点で近似すると、本来2である係数が 1.9999999998 のようになる場合があります。このツールは表示直前まで比を厳密に保つため、丸めによって原子数がずれることはありません。

よくある間違い

  • 原子数を合わせるために下付き数字を変えないでください。式の前に係数を置きます。
  • 括弧の後ろの数字は、括弧内のすべての元素に掛けます。
  • 全係数を最大公約数で割ります。4H2 + 2O2 -> 4H2O2H2 + O2 -> 2H2O にします。
  • ある元素が片側にしかない場合は、化学式または生成物が不足していないか確認します。
  • 同じ物質を同じ側に重ねて書かず、1つの項にまとめます。
  • イオンの電荷記号や電子 e- は入力しないでください。現在の版は電荷保存を判定しません。

濃度調整には希釈計算ツールを使えます。公開中の計算ツールと対応範囲は化学ツール一覧で確認できます。

よくある質問

化学反応式の係数はどう合わせますか?

左右の各元素を数え、化学式の前に係数を置いて原子数を等しくします。最後に全係数を最大公約数で割り、最小の整数比にします。

括弧を含む化学式にも対応していますか?

はい。Ca(OH)2Al2(SO4)3 を解析し、閉じ括弧の後ろの数字を括弧内のすべての原子に掛けます。

配平するときに下付き数字を変えてもよいですか?

いいえ。下付き数字を変えると別の物質になります。変更できるのは、完成した化学式の前に置く係数だけです。

イオン反応式や酸化還元反応にも使えますか?

中性分子式で書ける反応には使えますが、イオン電荷や電子を含む式には使えません。現在の版は原子数を保存し、電荷は検証しません。

なぜ最小の整数係数で表示するのですか?

すべての係数を同じ整数倍にしても物質量の比は同じです。通常の表記に合わせ、共通因数を除いた最小の正の整数比を表示します。

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